今週のお題「好きな漫画」 ボクシング漫画はやっぱり「はじめの一歩」
今週のお題「好きな漫画」
こんばんは!下町荘の住人です!(^^)/
今週のお題「好きな漫画」です!
今まで私のブログを読んでくださる皆様にはもうお分かりでしょう!(^^)
私の「好きな漫画」は!
はじめの一歩!
私がボクシングが大好きなことは今までいろいろ記事にしてきました!
やはり「ボクシング好き」な方は「はじめの一歩」は一番最初にあがる漫画です!
(あとは「あしたのジョー」かな?)
『はじめの一歩』は、ボクシングを題材とした森川ジョージ先生による日本の漫画作品。
作者の森川ジョージ先生は1983年、高校在学時に漫画家デビューを果たし、1989年から『週刊少年マガジン』にて『はじめの一歩』を連載を開始以降、漫画家歴の大半を同作の執筆に費やしています。30年続き、現在も連載中です!
単行本も126巻(2019年10月現在)と続く人気漫画です!
ストーリーは…
母子家庭のいじめられっ子であり、釣り船屋を親子で支えている主人公・幕之内一歩が、プロボクサー鷹村守との出会いをきっかけに鴨川ボクシングジムに入門。「強いとは何か?」という問いの答えを求め、プロボクサーとして、また人間としても成長していく過程を、周囲との交流やライバル達との戦いを通じて描いてゆく。
幕ノ内一歩はフェザー級では日本一のハードパンチャーで日本チャンピオンになり、『世界前哨戦』となる試合で敗戦…復帰戦でも敗戦!パンチドランカーの疑いで引退!
現在はトレーナーとして活動中です!
はじめの一歩の見どころ!
はじめの一歩での取り上げた試合数はなんと「150試合以上!」
主人公のみならず脇役である仲間やライバル達の戦いも詳細に描いている点が特徴的であり、作者の森川ジョージ先生は「登場人物全員が主人公です」とコメントしています。
ボクシング漫画ですのでハラハラドキドキの試合展開の描写は素晴らしいのはもちろんです。なにより面白いのは笑いの要素も多いです!!
(世界王者:鷹村守!現2階級制覇WBA・WBC世界統一チャンピオン)
(そして… 減量失敗…(笑)弱そう…)
「世紀の対決!」はじめの一歩 最強!鷹村守vs 熊
(幕ノ内一歩のライバル!宮田一郎:東洋太平洋フェザー級チャンピオン!)
(一歩の好きな人…間柴久美♡両想いなんだが…そして兄:間柴了…怖い…)
リアルなボクシング界への影響!
「はじめの一歩」をきっかけでボクシングを始めるボクサーも多いです!
特に「いじめられっ子」が「ボクサー」を目指す!
幕ノ内一歩の軌跡に共感するボクサーも多いです!
特に「元WBC世界フライ級チャンピオン:内藤大助」は元いじめられっ子がボクシングを始め、全日本新人王を経て日本王者になるという経歴が、主人公・幕之内一歩の設定と共通していることに由来する「リアルはじめの一歩」と呼ばれておりました!
www.sitamachi.work
他にもボクサーのモデルになってる現実世界のボクサーも多いですね!
最後に!私の「はじめの一歩」
親がボクシング観戦が好きで私は小さい頃からボクシングを見る機会が多いです!
それでもTV放送される試合は「世界戦」がほとんどです!しかも試合だけ!
「はじめの一歩」は私にとって一人のボクサーが成長していく姿や試合前にどんな心情なのかなどを読み取れる漫画です!ボクサーはどんな気持ちでリングに向かうのか!を勉強できる漫画でした!
今では私も後楽園ホールで試合観戦ができるようになり、「世界戦」より4回戦などのデビューしたてのボクサーの試合も好んで見ることができるようになりました。
やはりボクシングは「人間ドラマ」ですね!(^^)
子供の頃は「はじめの一歩」の世界でもわからなかった部分も今では少しわかるようになりました!
そして現在、私の書庫には「全巻揃ってる漫画」は「はじめの一歩」だけとなりました!(^^)
最後に!
さすがに30年続きますと「はじめの一歩」無しの生活が考えられませんが、幕ノ内一歩が引退して最終回は近いのか!それとも遠いのか!わかりません…
でも私にとっても「はじめの一歩」と共に歩んできたボクシングの世界でもあります!
ここまできたら最後まで読み切るつもりでこれからも読んでいきます!(^^)/
日本は漫画王国でもあります!世界的にも漫画がここまで発展しているのは日本ぐらいでしょう!
皆さんはどんな漫画が好きですか~?
以上 今週のお題「好きな漫画」 ボクシング漫画はやっぱり「はじめの一歩」でした(^^)/
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WBSS決勝戦!井上尚弥vsノニト・ドネア 決戦迫る!
こんばんは!下町荘の住人です!(^^)/
いよいよ『WBSS決勝 井上尚弥vsノニト・ドネア』が迫ってきました!
ノニト・ドネア(フィリピン)が10月30日に来日!
翌日には公開練習を披露しました!
ノニト・ドネアは最高のコンディションのようです!
井上陣営では、大橋秀行会長や井上の父・真吾トレーナーらが視察。大橋会長は「侍の雰囲気を感じました、覚悟を決めて来ている」と親日家のレジェンドからオーラを体感。身長165センチの井上に対し、ドネアは公称171センチだが、同会長は「意外と背が高い」とし「雰囲気もあるし、パンチも強い。左フック、左アッパーは凄い。今までずっと戦ってきたレジェンドの雰囲気がありますよね」と印象を明かした。
28日の井上の公開練習では、大橋会長は「スピードの差は大きい」と話していたが、最大の脅威となる点を挙げた。「ベテランになるとスピードが落ちるのは当然。ただ、経験から来るカウンターのタイミング、相手に合わせる瞬間的なパンチが凄い。カウンター(の精度)は年齢とともに変わってくるからね」。16日に37歳になるとはいえ、「フィリピンの閃光」と称される一撃必殺は最大級の警戒が必要だ。
記事より引用
そして、井上尚弥も10月28日、横浜市内の大橋ジムで、冒頭の10分間のみ公開する異例の公開練習を行いました!この日は同ジムの大橋秀行会長が「過去最多」という約70人の報道陣が集結しました!
今のモンスター・井上尚弥の敵は「風邪!」
減量も進みリミットまであと「3kg」しかし、この時期が一番危険!
「人混みは危ない。減量とかで抵抗力が落ちている時期だから」と大橋会長が説明。
確かに『世紀の対決』を風邪の邪魔されるのはボクシングファンが望まない!
私の勝手な個人予想!
さて、『世紀の対戦!WBSSバンタム級決勝戦』も決戦が迫り、ボクシングファンのみならず、日本中… いや世界中が注目しています!
『モンスター・井上尚弥』の名前も世界中で聞かれるほどのビックネームになりました!
(WBSS終了したらまた強すぎて「対戦相手」が現れないのではとちょっと心配…)
もちろん『ノニト・ドネア』はすでにレジェンドだ!
世界的な大会である「WBSS参戦」を決めた時点で「もう井上尚弥の試合は日本では見れないのかな…」と心配もしました!
どんな試合なるかは正直わからないが「ハードパンチャー同士のKO決着!」が大方の予想です!そして皆さんが口を揃えて「井上尚弥」の勝利を予想する!
確かに井上尚弥に至ってはWBSS2試合で『5分29秒』しか試合していない…(^^;
入場してリングインするまでの時間のほうがはるかに長い!
まぁ順当に勝利してくれるでしょう!(と私個人も井上圧勝を予想します!)
ただ、過去2戦のように1~2ラウンドではなく、5~6ラウンドと予想します!
11月6日に前日計量・そして11日7日の試合!それまでは両者万全のコンディションで仕上げて素晴らしい試合のなることを望みます!
11月7日は弟「井上拓真」のWBC世界バンダム級王座統一戦もあります!
WBC王者:ノルディーヌ・ウバーリ(フランス)vs WBC暫定王者:井上拓真(大橋)
告知!
11月7日のTV中継のお知らせです!
フジテレビ系列で全国生放送です!
<タイトル>
『WBSS決勝 井上尚弥vsノニト・ドネア』
『WBC世界バンダム級王座統一戦・ノルディーヌ・ウバーリvs 井上拓真』
<放送日時>
11月7日(木)19時57分~21時54分 生中継(延長対応あり)
<出演者>
ゲスト:村田諒太、香川照之
解説:長谷川穂積、山中慎介
実況:森 昭一郎(フジテレビアナウンサー)、竹下陽平(フジテレビアナウンサー)
MC:三宅正治(フジテレビアナウンサー)、中村アン
FUJI BOXING 応援団長:ビートたけし
以上 WBSS決勝戦!井上尚弥vsノニト・ドネア 決戦迫る!でした(^^)/
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WBSS決勝戦!その前に!WBC世界バンタム級暫定チャンピオン 井上拓真に注目!
こんばんは!下町荘の住人です(^^)/
まもなく世界中が注目する「WBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)バンタム級決勝戦!」が近づきました!
さすがに「井上尚弥 vs ノニト・ドネア」戦の注目度は凄い!
しかし今回は同日の11月7日行われる「WBCバンタム級王座統一戦!」に注目します!
WBCバンタム級暫定チャンピオン「井上拓真」
井上拓真は井上尚弥の兄弟で同じ日に試合することも多くどうしても注目は井上尚弥に向けられてしまうが…
井上拓真も現在『暫定』が付きますが「無敗の世界チャンピオン」です!
昔から日本では「黄金のバンタム」と言われる階級で昔から日本ボクシング界では時代の名チャンピオン達が君臨している!
ファイティング原田や一時代を築いた辰吉丈一郎・薬師寺保栄、亀田興毅、山中慎介は全てバンタム級の名チャンピオンです!
その選手層の厚く歴史のあるバンタム級での「井上拓真の無敗のチャンピオン」は偉業とも言えます!
現在の井上拓真の戦績は13戦13勝(3KO)無敗!
戦績を見るとKO勝利は少ない!井上尚弥と比べるとタイプは違う!井上拓真は技術力が凄い!
常に動き、パンチの被弾は少なく試合運びが絶妙に上手い!ここは素直に認めるところです!
アマチュア時代(高校時代)にはインターハイで優勝など57戦52勝と素晴らしい実績も持つ!
2018年12月30日、大田区総合体育館で行われたWBC世界暫定王座決定戦ではランキング2位でWBCユース世界バンタム級シルバー王者のペッチ・CPフレッシュマート(タイ)に大差判定勝ちを収めています!
実は私も会場にいました!井上拓真はよく動き、完全に試合をコントロールしたと言えます!
11月7日「WBC世界バンタム級王座統一戦」
今回の試合は「正規チャンピオン vs 暫定チャンピオン」が戦い2人のチャンピオンが1人に統一される試合です!
対戦相手は「WBS世界バンタム級(正規)チャンピオン・ノルディ・ウバーリ」
ノルディ・ウバーリもアマチュア経験豊富で北京五輪、ロンドン五輪に出場し、プロ転向後も戦績16戦16勝(12KO)無敗のチャンピオンです!
井上拓真には「過去最強の対戦相手」となります!
ノルディ・ウバーリは手数(パンチ数)が多く、連打で相手を追い込むボクサーです!
試合の見どころ!
この試合の注目点はずばり「試合を主導権を早く握ったものが勝利する!」
井上拓真もノルディ・ウバーリも試合運びの上手いボクサーなだけに早い回から注目です!
最後に!
もちろん皆さん「井上尚弥 vsノニト・ドネア」戦に注目はわかりますが、井上拓真の技術力も楽しみです!
TV放送ですが「井上尚弥 vs ノニト・ドネア」は11月7日(水)午後9時からフジテレビ系生中継が決定しています!
そして今回紹介した「井上拓真 vs ノルディ・ウバーリ」は2日遅れてWOWOW9日(土)午後9時に録画放送が決定しています!
ぜひ応援してくださいね!(^^)/
以上 WBSS決勝戦!その前に!WBC世界バンタム級暫定チャンピオン 井上拓真に注目!でした(^^)/
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世界の『モンスター』井上尚弥!決戦のリングへ!その前に!『ノニト・ドネア』の強さを知ろう!
こんばんは!下町荘の住人です!(^^)/
『WBA・IBF統一チャンピオン・モンスター・井上尚弥』vs『 5階級制覇チャンピオン・WBA世界スーパー王者ノニト・ドネア(36=フィリピン)』のワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)の決勝戦が迫ってきました!
(両者の肩書だけで凄い(^^;…)
11月7日(木) 会場は「さいたまスーパーアリーナ」
世界中が注目されてる試合です!
今回は試合の前に「ノニト・ドネアの強さを知ろう!」と特集します!
井上尚弥特集はこちら☟
ボクシングの階級はこちら ☟
今回は「ノニト・ドネア」の今までの試合を振り返り「ノニト・ドネア」の「強さ」を知って頂きたい!
ノニト・ドネアは、フィリピン出身のプロボクサーで現在までの戦績は45戦40勝(26KO) 5敗
チャンピオンの経歴は次の通りです!
IBF世界フライ級チャンピオン
WBA世界スーパーフライ級暫定チャンピオン
ご存じの通り『世界5階級制覇チャンピオン』です。
(スーパーフライ級は「暫定チャンピオン」です!通常カウントされない場合もありますがこの記事では「5階級制覇」としてカウントします!)
ノニト・ドネアの生い立ち!
ノニト・ドネアはフィリピン出身のボクサーです!
少年時代は気弱で病弱だったことで酷いいじめを周囲から受けており、いじめ対策とボクシングをやっていた兄グレン・ドネアの影響でボクシングを始めたました。(兄のグレン・ドネアも世界タイトルに2回挑戦しています!)
フィリピン生まれのフィリピン人であるが、11歳の時にフィリピンからアメリカ・カリフォルニア州へ移住しました!
アマチュア時代!
アマチュア時代は移住先であるボクシングの本場アメリカを中心に活躍してました!
国籍もアメリカ籍で試合してました!(オリンピック代表選考会もアメリカ籍でした)
アマチュア戦績は76戦68勝(5KO・RSC)8敗
経歴は次の通りです!
15歳でナショナルシルバーグローブ優勝
16歳で後にミドル級世界ランカーとなるジェームス・カークランドに勝ってナショナルジュニアオリンピックで優勝!
17歳でUSAナショナルトーナメント優勝
2000年のシドニーオリンピック国内予選選考会では兄と共にライトフライ級に出場するが、オリンピックアメリカ代表の座は獲得できませんでした。
その後、北ミシガン大学から奨学金つきのボクシング推薦入学の誘いを受けるが、誘いを断ってプロへ転向を決めました!
プロへの転向!
2001年に階級をフライ級に上げてプロへ転向しました。
デビュー戦は1回KO勝利で飾るも、第2戦では2階級上のバンタム級を主戦場にしていたロセンド・サンチェスと対戦し、5回判定負けを喫した!
その後は勝利を重ね(2戦目から2013年まで世界戦も含む30連勝)、WBOアジア太平洋フライ級のタイトルを獲得、NABF北米スーパーフライ級タイトルを獲得しました。
フライ級!
2007年7月7日、サウスポーの強打者IBF・IBO世界フライ級王者ビック・ダルチニアンと対戦!
フライ級で世界最強との呼び声が高かったダルチニアンの7対1で圧倒的有利が予想されていたが、5回、強烈なカウンターの左フックで王者がダウン。立ち上がったもののふらつき、ロープ際に向かって倒れ込んだためダルチニアンのセコンドがダルチニアンのもとに駆け寄りストップを要請しレフェリーストップ。TKO勝利で初めての世界チャンピオンのベルトを獲得しました。
この試合は2007年度のリングマガジン ノックアウト・オブ・ザ・イヤーとアップセット・オブ・ザ・イヤーに選ばれました。
王座獲得後IBF・IBO王座はともに3度防衛後、返上しました。
スーパーフライ級!
2009年8月15日、1階級上のWBA世界バンタム級13位のラファエル・コンセプシオン(パナマ)とWBA世界スーパーフライ級暫定王座決定戦を行い、12回3-0の判定勝利を収め王座獲得に成功しました。(2階級制覇)
その後、KO勝利で初防衛戦を勝利し、王座返上しました!
バンタム級!
2011年2月19日、WBC・WBO世界バンタム級統一王者フェルナンド・モンティエル(メキシコ)に挑戦。
(フェルナンド・モンティエルは長谷川穂積とバンタム級統一チャンピオンをかけて対戦した選手です!)
ノニト・ドネアは2回、強烈なカウンターの左フックでダウンを奪い、両足が痙攣しながらも立ち上がった王者に再度左フックを決めたところでレフェリーストップ。2分25秒TKO勝ちで王座奪取に成功しました。(3階級制覇)
この試合は、リングマガジン ノックアウト・オブ・ザ・イヤーに選ばれ、通算2度の同賞受賞は、レノックス・ルイス(イギリス)以来2人目です。
翌年にはWBC年間KO賞に選出されました。
初防衛戦は、ニューヨーク州の マディソン・スクエア・ガーデン・シアター にて1階級下となるWBO世界スーパーフライ級王者オマール・ナルバエス(アルゼンチン)と対戦しました。
(オマール・ナルバエスは井上尚弥がスーパーフライ級王座を奪還した相手です!)
ダウンこそ奪えなかったものの、無敗の2階級王者を終始圧倒し、3-0の判定勝ちを収めWBC王座の初防衛、WBO王座の初防衛に成功しました。この試合後王座返上しました!
スーパーバンタム級!
2012年2月4日、WBO世界スーパーバンタム級3位のウィルフレド・バスケス・ジュニア(プエルトリコ)とWBO世界スーパーバンタム級王座決定戦を行いました。
試合序盤で左拳を負傷したものの、初回から攻勢を仕掛けて試合を優位に進め、9回には痛めている左でのアッパーでダウンも奪った末、2-1の判定勝ちを収め王座獲得に成功し、4階級制覇を達成しました。
2012年7月7日、IBF世界スーパーバンタム級王者ジェフリー・マゼブラ(南アフリカ)と対戦。
4回に左フックでダウンを奪うなど試合を優位に進め、3-0の判定勝ちを収め王座統一に成功、WBO王座の初防衛、IBF王座の獲得に成功!
なお、マセブラは帰国後の検査で顎を骨折していたことが判明した。
2012年10月13日、WBC世界スーパーバンタム級名誉王者でWBO世界スーパーバンタム級2位の西岡利晃と対戦。
WBO王座の2度目の防衛戦とWBCダイヤモンド王座・リングマガジン認定王座決定戦として行われました!
試合は6回にドネアの左アッパーがカウンター気味にヒットしてダウンを奪う、9回にも右ストレートで2度目のダウンを奪うと西岡のコーナーがリング内に入りストップを要請し9回1分54秒TKO勝ち!
WBO王座の2度目の防衛に成功、WBCダイヤモンド王座とリングマガジン王座の獲得に成功しました!
2012年12月15日、元5階級制覇王者でWBO世界スーパーバンタム級1位のホルヘ・アルセ(メキシコ)と対戦。
2回にドネアの左右のパンチでダウンを奪い、3回終盤にもラッシュして左フック3連発でダウンを奪うと、最後は左フックをクリーンヒットさせて、アルセをキャンバスに沈め3回2分59秒KO勝ちでWBO王座の3度目の防衛に成功!
アメリカのスポーツ専門ケーブルテレビ局ESPNから2012年度最優秀選手賞(ファイター・オブ・ザ・イヤー)受賞!
BWAA(アメリカ・ボクシング記者協会)の2012年度年間最優秀ボクサー・通称「シュガー・レイ・ロビンソン賞」に選ばれました!
2013年4月13日、WBA世界スーパーバンタム級王者ギレルモ・リゴンドー(キューバ)と対戦。
序盤からペースを握られ、10回に一度ダウンを奪うも、0-3の判定負けでWBA王座獲得に失敗し、WBO王座からも陥落しました!
この時の敗戦はデビュー2戦目(2001年)以来の敗北となりました。
フェザー級!
2014年5月31日、WBA世界フェザー級スーパー王者シンピウィ・ベトイェカ(南アフリカ)と対戦!
初回に偶然のバッティングでドネアが左目上部をカットしてしまい、4回にダウンを奪うもこの傷が原因で試合続行が不可能となり5回3-0の負傷判定勝ち!
WBAスーパー王座の獲得に成功し、5階級制覇を達成!
スーパーバンタム級!(2度目!)
空位となったWBO世界スーパーバンタム級王座決定戦でWBO世界スーパーバンタム級1位のセサール・ファレスと対戦!
12回3-0の判定勝ちを収め王座返り咲きに成功!
(スーパーバンタム級では2度目の世界チャンピオン)
初防衛戦を3RKO勝ちで勝利!
WBO世界スーパーバンタム級1位でNABF北米スーパーバンタム級ジュニア王者のヘスス・マグダレノと対戦!12回0-3の判定負けを喫し2度目の防衛に失敗、王座から陥落!
バンタム級復帰!World Boxing Super Series参戦!
今参加しているWorld Boxing Super Seriesがバンタム級で開催に合わせて7年ぶりにバンタム級に復帰!
WBA世界バンタム級スーパー王者ライアン・バーネットとWBSS一回戦を行い、バーネットが試合中に右側の腹斜筋を痛め棄権を申し出た為4回終了TKO勝ちを収め王座獲得に成功し、WBSSの準決勝に進出した!
WBO世界バンタム級王者ゾラニ・テテとWBSS準決勝を行う予定でしたが、テテが肩を故障した為陣営が欠場を発表し、代役としてWBA世界バンタム級5位のステフォン・ヤングと対戦!
試合はドネアが6回2分37秒KO勝ちを収め初防衛に成功し、WBSSの決勝に進出をきめました!
ノニト・ドネアの強さ!!
現在の「井上尚弥」の強さを比較「井上有利!」の予想が多いのは正直なところで私も変わりません!
しかし、ドネアの強さは「'The Filipino Flash'(フィリピンの閃光)」のニックネームを持つ「軽量級離れした攻撃力」です!
ノニト・ドネアもハードパンチャーであるということは井上尚弥もパンチ一つでピンチを招く可能性があるということです!
それが「ハードパンチャー同士の対戦リスク」です!
一部では「ノニト・ドネアのピークは過ぎた!」とのコメントもありますが実際は「バンタム級チャンピオン」であることは実力はもちろんあるということです!
まとめ!
今回はノニト・ドネアの強さを紹介してきました!
(経歴が凄すぎて私のブログ史上最長の記事なりましたけど…(^^;)
どうしても日本人である私たちは「井上尚弥」に目がいくのですが「ノニト・ドネア」も世界的には素晴らしいボクサーですでに伝説チャンピオンであるのは間違いありません!
WBSS決勝戦の私の予想は記事で述べた通り「井上尚弥有利!」は変わりません!
両者とも「高次元で素晴らしいパフォーマンス」で「バンタム級最強!」の称号にふさわしい試合になると思います!
そして、11月7日 さいたまスーパーアリーナで世界が注目する『伝説の戦い』になることは間違いありません!
ボクシングにあまり興味の無い方も注目してもらえると嬉しいです!(^^)/
以上 世界の『モンスター』井上尚弥!決戦のリングへ!その前に!ノニト・ドネアの強さを知ろう!でした(^^)/
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世界の『モンスター』井上尚弥!決戦のリングへ!その前に!井上尚弥の強さを知ろう!
こんばんは!下町荘の住人です!(^^)/
『WBA・IBF統一チャンピオン・モンスター・井上尚弥』vs『 5階級制覇チャンピオン・WBA世界スーパー王者ノニト・ドネア(36=フィリピン)』のワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)の決勝戦が迫ってきました!
(両者の肩書だけで凄い(^^;…)
11月7日(木) 会場は「さいたまスーパーアリーナ」
世界中が注目されてる試合です!
その試合の前に「井上尚弥の強さを知ろう!」と特集します!
単純計算では両者の世界チャンピオンのベルトが8本!他にも井上尚弥には他団体統一や世界的に認められた「リングマガジン認定ベルト」があったりと…
う~ん!凄すぎる…
まず今回は「井上尚弥」の今までの試合を振り返り「井上尚弥」の「強さ」を知って頂きたい!
デビュー前!
小学校1年で父の下でボクシングを始める。初の試合出場は6年生の時で、全国大会で中学2年生の相手にRSC勝ちを収めた。中学校3年のときに行われた第1回全国U-15大会で優秀選手賞を受賞。
新磯高校(現・相模原青陵高校)1年でインターハイ・国体・選抜の三冠を達成し、アジアユース選手権で銅メダルを獲得。
2年時には世界ユース選手権でベスト16入りし、インターハイはベスト8に終わるものの、国体を連覇。また、初出場の全日本アマチュア選手権では決勝で林田太郎に敗れ準優勝。同階級だった田中亮明(中京高)との対戦成績は4戦全勝。
3年時にはインドネシア大統領杯で初の国際大会金メダルを獲得。さらに世界選手権出場を果たし、フライ級で3回戦まで進むが、キューバの選手に12-15の判定負けを喫しベスト16。国内ではインターハイに加え、全日本選手権で初優勝するとともに技能賞を獲得。高校生初のアマチュア7冠を達成した。
2012年にロンドンオリンピック予選会を兼ねたアジア選手権に出場し、ライトフライ級で決勝まで進むが、過去に世界選手権で銅メダリストとなっている地元カザフスタンのビルジャン・ジャキポフに11-16の判定負けを喫して銀メダルにとどまり、目標としていたロンドンオリンピック出場を逸した。
凄い選手がいるとは聞いてはいましたが当時の井上尚弥の情報は私の中ではノーマークでした!なので全て引用で申し訳ない!
プロデビュー!
プロ転向を目指し大橋ジムに入門!その時の契約書には井上自身の希望で「強い選手と戦う。弱い選手とは戦わない」との条件が付帯され、ずいぶん強気なボクサーだなぁって印象でした!
ここからが私の知る「井上尚弥」です!そのきっかけはプロテスト!
通常(C級ライセンス・4回戦)ボクシングのプロテストはペーパーテスト(基本的なルール)と実技(スパーリング)で評価されます!
もちろん実技の相手は同じ練習生同士です。
井上尚弥は実績があるB級ライセンスでのプロテスト!実技は通常の試合の間にお客さんの前で行われました!
その時のスパーリングの相手は「現役日本チャンピオン!」
しかもチャンピオンをコーナーに追い詰める実力!私は現実を目の当たりにし、「この選手は凄いぞ!」を注目し始めました!
ここで実力が認められ「A級ボクサー」としてデビューすることになりました!日本ではA級デビューは25年ぶりらしいです!
デビュー戦では東洋太平洋ランカー相手に1回に右ボディーブローでダウンを奪い、4回に左ボディーブローを打ち込んでマットに沈め4回2分4秒KOで勝利!しかも深夜ながらTV中継される!デビュー戦では破格の扱いでした!
2戦目はタイの国内チャンピオン相手に1RKO勝利!試合は2戦目としては異例の夕方に地上波生中継されました!
この頃から「モンスター」の異名で呼ばれ、強すぎて対戦相手が井上尚弥との試合に応じないという状態になりました。
3戦目では後楽園ホールにて日本ライトフライ級1位の佐野友樹(松田)とノンタイトル10回戦で対戦。この試合はフジテレビで生中継され、同局では21年ぶりのゴールデンタイムでのボクシング中継となりました。(フジテレビが本気出した!)
4戦目は2013年8月25日、スカイアリーナ座間にて日本ライトフライ級王者の田口良一(ワタナベ)と対戦が決まりました!
試合は3-0(97-94、98-93、98-92)の判定勝ちで、辰吉丈一郎以来23年ぶりに国内最短タイ記録となる4戦目での日本王座を獲得。この勝利でOPBF東洋太平洋ライトフライ級1位にランクインし、WBA世界ライトフライ級5位、WBC世界ライトフライ級10位、WBO世界ライトフライ級15位にもランクされました。
ちなみにこの時対戦した田口良一はのちの2団体統一世界チャンピオン!勝利した井上尚弥の知名度はうなぎ登り!
5戦目で東洋太平洋チャンピオンになりました!
WBC世界ライトフライ級チャンピオン!
2014年4月6日、大田区総合体育館にてWBC世界ライトフライ級王者アドリアン・エルナンデス(メキシコ)に挑戦!
6戦目でのチャンピオン獲得は(当時)日本人最短記録となります!
しかし、井上尚弥が圧勝したわけではなく、試合3週間前にインフルエンザ、厳しい減量が重なり不安要素のほうが多い…
試合は3Rに減量の影響で足がつり、満身創痍… 試合終了までもたないと判断で接近戦での打ち合いに!打ち勝った井上尚弥が「世界チャンピオン」になりました!
2014年9月5日、国立代々木第二体育館にて元PABAミニマム級王者でWBC世界ライトフライ級13位のサマートレック・ゴーキャットジム(タイ)と対戦。試合は4回と6回にダウンを奪い、11回1分8秒TKO勝ちを収め初防衛に成功しました!
試合後には王座を返上し、階級を上げることを表明しました!
WBO世界スーパーフライ級チャンピオン!
減量が厳しかった井上尚弥は1階級上のフライ級でも減量が厳しいため、一気に2階級上のスーパーフライ級への転向を決めました!
この階級を上げたことにより、現在の井上尚弥のパワーが炸裂!!
「日本のモンスター」が「世界のモンスター」へと変貌した!
対戦相手はWBO世界スーパーフライ級チャンピオン!オマール・ナルバエス!(アルゼンチン)
ナルバエスはフライ級世界王座を16連続防衛、WBO世界スーパーフライ級王座を11連続防衛中でプロ・アマ通じて20年以上150戦超のキャリアで一度もダウンを喫した事はなく、唯一の敗戦は1階級上のバンタム級で『ノニト・ドネア』に判定負けしたのみでスーパーフライ級以下では14年間無敗の王者でした!
戦前予想では井上尚弥が苦戦する!と声も多く不安要素もある試合!
試合は最近では恒例の年末の格闘技のメインイベントとして全国民の注目の試合!
そこで近年稀に見る『伝説の戦い』となりました!
20年以上150戦超のキャリアで一度もダウンを喫した事が無いチャンピオンを4度ダウンさせ、2R3分1秒KO勝ち!(2階級制覇)
信じられないことをやってのけたのだ!
その後,WBO世界スーパーフライ級タイトルを7回防衛!そのうち6試合がKO勝利と「モンスター」ぶりを発揮しました!
WBA世界バンタム級チャンピオン!
大田区総合体育館でWBA世界バンタム級正規王者のジェイミー・マクドネル(イギリス)と対戦し3階級制覇を目指すと発表しました。井上が保持していたWBO世界スーパーフライ級王座は同日付で返上!
World Boxing Super Series(WBSS)のプロモーターのカッレ・ザウアラントが、井上が今回3階級制覇を達成した場合、World Boxing Super Seriesのバンタム級に出場することで井上側と条件面で合意している事を明らかにし、注目が集まります!
階級を一つ上げることによりさらに「井上尚弥」パワーが炸裂!ジェイミー・マクドネル(イギリス)も6度防衛中の長身のチャンピオン!距離感の問題もありました!
しかし…
1ラウンド1分52秒TKO勝ち!「チャンピオンが弱いのではない!井上尚弥が強すぎるのだ!」
これで3階級制覇してWBSSへの参加が正式に決まりました!しかも、一躍「優勝候補」に躍り出ました!
WBSS初戦 「伝説の戦い」
WBSSはチャンピオンに相手を指名できる方式!
井上尚弥は一回戦の相手に元WBA世界バンタム級スーパー王者ファン・カルロス・パヤノを指名しました!
ファン・カルロス・パヤノはテクニシャンで上手い選手!長い試合が予想もされました!
試合が始まると『伝説の試合!』となりました!
試合は高速のワンツーがクリーンヒットし、70秒失神KO劇!今でもこの試合はボクシングファンのみならず「世界中が驚いた!」
このパンチは「井上尚弥」曰く「ZONE(ゾーン)」に入っていたと語ってます!
WBSS準決勝!
IBF世界バンタム級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)との対戦!
両者「世界チャンピオン」同士の統一戦!!
しかし、パヤノ戦のイメージが植え付けられて「世界中が注目する試合!」
しかも「井上尚弥の圧勝」が世界中の予想の中での試合!
試合はイギリスで行われた!もちろん日本でもTV放送で時差の関係で早朝放送となりました!(私も目覚ましかけて早起き!)
先ほども書きましたが「IBFチャンピオンが弱いのではない!井上尚弥が強すぎるのだ!」
しかし、どうしても井上が強すぎて「チャンピオンが咬ませ犬に見える!」
そのぐらい圧勝なのです!しかし1Rは互角かな?
というわけで「井上尚弥」の強さを記事にしてみました!
この記事だけで紹介するには足りないぐらいですが!
しかし、決勝のノニト・ドネア戦の前に「井上尚弥」の強さを紹介したいと思い記事にしました!
どんな選手になるかわかりません!
なんせ「今までここまで強い日本人ボクサーはいないのですから!」
すでに「未知の領域」に突入していると言えるでしょう!
これからも応援して頂けると嬉しいです!
井上尚弥KO集!
以上 世界の『モンスター』井上尚弥!決戦のリングへ!その前に!井上尚弥の強さを知ろう!でした(^^)/
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田中恒成!7回TKO勝利! WBO世界フライ級タイトルマッチ
こんにちは!下町荘の住人です!(^^)/
田中恒成がジョナサン・ゴンサレスに7ラウンドにボディーブローで3回ダウンを奪い、レフェリーが試合を止め、TKO勝利でフライ級2度目の防衛に成功しました!
ジョナサン・ゴンサレスはWBO世界ランキング1位・アマチュア経験豊富で世界ユース王者に輝いたことのある「最強挑戦者」でした。
田中恒成も「スピードのある選手」と評価しており、事前予想ではスピード勝負の試合展開なると思われました!
日本人対決を制し、2度目の防衛戦は全国生放送!
そして日本中が見守る中…
試合開始のゴングが鳴りました!
ゴングがなり、両選手はフェイントとスピード感のある立ち上がり!
ゴンサレスも体格は田中恒成に比べ小さく、小回りが利く回転力で頭をよく動くボクサーだ!田中恒成も若干照準を合わせづらい感じも…
2ラウンドは主導権を奪わんとパンチが交錯しました。
3ラウンドに田中恒成のボディーブローが炸裂!堪らずゴンサレスがダウン!
ゴンサレスは立ち上がったがすぐに3ラウンド終了のゴングで田中恒成は追撃できず…
4ラウンドも田中恒成はゴンサレスを追うが…ラウンド終了間際にゴンサレスをコーナー追い詰めたところでカウンターをもらい田中恒成が体勢を崩し、ダウンを奪われました!
(試合後は「パンチは当たっていないがタイミング的に悪かった」とコメント!)
5ラウンド以降はゴンサレスを田中恒成が追う!しかし捕まえきれない展開が続きました!
試合は7ラウンド!田中恒成のパンチがボディーを捕らえ、ゴンサレスがダウン!
その後立ち上がるがゴンサレスはボディーが効いてるのは見え見え!すぐさまボディーブローで2度目のダウン!立ち上がるゴンサレスに田中恒成が襲い掛かり3度目のボディーブローが炸裂!
カウント内で立ち上がるがゴンサレスのダメージを見たレフェリーが試合を止め、7ラウンドTKO勝利で田中恒成がフライ級で2度目の防衛に成功しました!
勝利後の田中恒成!
今回の防衛戦は田中恒成には不本意な戦い方だったと思われます!
勝利者インタビューでも「ゴンサレスにはスピードあって、うまくて、ちょっとうまくいかなかったですが、KOで勝てて良かったです」と安堵の表情と反省の弁が聞かれました!
母校の中京学院大中京(岐阜)の甲子園の活躍にも触れ「母校と同じく7ラウンドでKOできた!」と試合前に公言してました「7ラウンドKO宣言」も実現した試合になります!
まとめ
田中恒成は今回の勝利を満足してる表情ではありませんでした!確かに「スピードでは負けない!」とコメントしてはいたものの結果的には「パワーで押し切った!」試合になりました!
今回の試合では最終的にはKO勝利でしたが試合後の途中採点結果では「ポイントでは負けていた!」
様々な反省点も見せた試合となりました…
しかし、「勝ちは勝ち!」勝てば次のプランが見えてきます!
田中恒成には「他団体との統一戦」「4階級制覇」へ向けて期待されます!
「名古屋のドリームボーイ」が今や「日本のドリームボーイ」になりました。そして、これからの夢が広がっていく姿を見せてほしいです!
以上「田中恒成!WBO世界フライ級タイトルマッチ観戦記」でした!(^^)/
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田中恒成!「明日ゴング!」WBO世界フライ級タイトルマッチ ボクシング
こんばんは!下町荘の住人です!(^^)/
いよいよ明日は「WBO世界フライ級タイトルマッチ」
本日は前日計量が行われ、両選手ともにリミットいっぱいの50.8Kgで一発でクリアしました!
あとはゴングを待つのみ…
田中恒成は前回紹介した通りで「3階級制覇チャンピオン」!
フライ級のタイトル奪取の試合は日本人世界チャンピオン・木村翔!初防衛戦では元2団体統一チャンピオン・田口良一を激闘の末に勝利し、今回はランキング1位の最強挑戦者を迎え2度目の防衛戦!
試合相手のジョナサン・ゴンサレスのスピードは田中恒成も認めており、スピード勝負が予想される展開に「距離感だったり、パワー。いかに主導権を握るか、と結局は総合力の勝負になると思います」とコメント!
対するジョナサン・ゴンサレスも「試合の最後には私に手が上がっているだろう」と自信のコメント!
田中恒成は母校「中京学院大中京(岐阜)」の甲子園での快進撃をテレビ観戦し「見てて頑張ろうという気持ちになりました」「スピードでKOする!」と公言してます!
2戦連続での日本人対決では「パワー重視」のファイトスタイルで勝利しました!
今回は「スピード重視」へ!そしてなにより「勝ち方」も求められる試合となりそうです!
明日午後4時!TBS系で全国生中継!お楽しみに~(^^)/
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田中恒成 3階級制覇チャンピオン 2度目の防衛戦!「WBO世界フライ級タイトルマッチ」 8月24日
こんばんは!下町荘の住人です(^^)/
名古屋を主戦場としている3階級制覇チャンピオン「田中恒成」
8月24日にランキング1位の「最強挑戦者」ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)を迎え、2度目の防衛戦を向かえます。
3階級制覇チャンピオン「田中恒成」
世界には何万人のボクサーがいるかはわかりませんがそのボクサーの中で「世界チャンピオン」になれるボクサーは一握り…
そんな「世界チャンピオン」を3階級制覇するというのはとてつもないことです!
そんな3階級制覇チャンピオンを「世界最短(タイ記録)・日本人最速」の12戦で勝ち取ったのが「田中恒成」です!
「日本人最速」の記録を持つ田中恒成は、初めて世界チャンピオンになったのはなんと「プロデビュー5戦目!」でミニマム級!「7戦目!」でライトフライ級 !そして「12戦目!」フライ級!と最速でタイトルを勝ち取ってきました!
(階級の説明はこちら☟)
しかし、「日本人最速」は記録だけではありません!
田中恒成の武器は「圧倒的なスピード!」アマチュア時代に国体やインターハイで様々な優勝経験!そしてプロデビュー後も「スピードスター」として難敵を撃破して今の地位があります!
現在の戦績13戦13勝(7KO)無敗のパーフェクトレコード!
今回のジョナサン・ゴンサレスもアマチュア時代に120戦以上戦い、世界ユース王者になるほどの実績を持つ「中米では今一番世界チャンピオンに近いボクサー」と期待されています!
間違いなくランキング1位「最強挑戦者」です!
8月24日!愛知県・名古屋市 武田テバオーシャンアリーナで行われる試合は「TBS系で全国生中継(16時~)」と注目度は高い試合です!
田中恒成は「ゴンサレスのスピード!特にハンドスピードは速い!」と認めている!
印象的な勝ち方にこだわり「スピードで凌駕し、中盤KO」を狙う!名実ともに「世界最速!」を勝ち取り、これから待つビックマッチへの打って出ようと意気込みです!
ライトフライ級ではまさに「瞬間移動」にも近いスピードをこの試合で見せるのか!
「まばたき厳禁!そのスピードから目を離すな!」という試合になりそうです!
8月24日!「WBO世界タイトルマッチ」の予告でした!(^^)/
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【伝説の戦い】のその後 日本人初!3階級制覇世界チャンピオン 亀田興毅(その2)
こんにちは!下町荘の住人です(^^)/
今回の【伝説の戦い】内藤大助 vs 亀田興毅のシリーズ最後になります。
亀田興毅の「伝説の戦い」その後です。(その1)と合わせてお読みください。
伝説の戦いのその後!
亀田興毅は内藤大助に判定ながら完勝しました。これで日本人7人目の「二階級制覇チャンピオン」となりました。
「WBC世界フライ級チャンピオン・亀田興毅」の誕生です。
初防衛戦!
亀田興毅が世界チャンピオンとして迎える初防衛戦!
亀田興毅と内藤大助の試合前に「暫定チャンピオン」の位についたのは内藤大助と4度の戦い繰り広げた「ポンサクレック・ウォンジョンカム」
亀田興毅と内藤大助の勝者が義務付けられたのは「「ポンサクレック・ウォンジョンカム」との統一戦!
内藤に敗れるまで世界チャンピオンとして17度の防衛を果たした強敵でした!
1Rからポンサクレックは細かいパンチを的確に決めて距離を取る戦法。
もともと手数が極端に少なくスピードでも圧倒された形でラウンドを重ね、
4R終了時点では38-38が1人いたものの39-37と40-36の2人がポンサク
レック有利の判定。
5Rに自ら持って行った頭がぶつかり右目をカットした亀田は更なるハンデ
を背負い込み、ポイントでリードされているにも拘わらず攻め込む雰囲気は
ない。
結局9Rにポンサクレックが休んだ時に攻勢をかけましたが、それ以外は手数
も圧倒されて鼻血まで出し最終ラウンドのゴングを聞きました!
判定は2-0でポンサクレックの判定勝利!
亀田興毅にとってはプロ入り後初黒星となりました。
試合後、亀田家の父・史郎氏が控え室でWBC、JBC(日本ボクシングコミッション)に対して暴言を吐き、メディアでもJBCへの不適切な発言を繰り返しました!
この騒動により所属する「亀田ジムの無期限活動自粛と興毅、大毅、和毅の3人の東日本ボクシング協会の協会預かり選手になることが決定しました!」
バンタム級への転向!
騒動があったものの階級を上げ、復帰戦を4ランドKO勝利!
年末に「元WBA世界スーパーフライ級王アレクサンドル・ムニョス」とWBA世界バンタム級 王座決定戦が内定しました。
日本人初の3階級制覇のかかるタイトルマッチ… 対戦相手のアレクサンドル・ムニョスはデビューから23連続KO勝利の記録を作ったハードパンチャー!危険な対戦相手でした!しかも日本人に滅法強い日本人キラー!日本人対戦戦績は7戦7勝と負けたことがない…
3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功し、亀田興毅は日本人選手としては初となる世界王座3階級制覇を達成しました!
バンタム級チャンピオンとしての防衛戦!
亀田興毅はライトフライ級では1回の防衛、フライ級では初防衛戦で敗退で防衛できませんでした。
バンタム級では8回防衛を記録して長期政権を築くこととなります。
2度目の防衛戦 亀田興毅 vs デビッド・デラモラ(メキシコ)
3度目の防衛戦 亀田興毅 vs マリオ・マシアス(メキシコ)
4度目の防衛戦 亀田興毅 vs ノルディ・マナカネ(インドネシア)
5度目の防衛戦 亀田興毅 vs ウーゴ・ルイス(暫定チャンピオン)(メキシコ)
王座統一戦
6度目の防衛戦 亀田興毅 vs パノムルンレック・ガイヤーンハーダオジム(タイ)
7度目の防衛戦 亀田興毅 vs ジョン・マーク・アポリナリオ(フィリピン)
8度目の防衛戦 亀田興毅 vs 孫正五(韓国)
バンタム級では無敗もまま、8回目の防衛戦後にタイトル返上!その後階級を一つ下げスーパーフライ級で4階級制覇を目指しました。
スーパーフライ級挑戦!
この時「亀田ジム」では亀田大毅のタイトルマッチでの不手際や亀田ジムの所属選手の海外での試合を報告せず安全管理を怠った点などの理由で吉井慎次会長をJBC全会一致で除名処分などのトラブルが生じていました。
亀田興毅をはじめ、大毅、和毅はボクサーライセンスも実質的に失効となり、国内での試合ができない事実上の追放処分となっていました。
そんな中やっと実現したWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ!チャンピオンは河野公平!亀田興毅とっては内藤大助以来の日本人対決!
通常なら内藤大助戦のように盛り上がるかと思いました…
しかし、亀田興毅のボクサーライセンス失効中のため日本での試合ができない国外追放処分状態…
日本人対決ながら試合は「アメリカ・シカゴ」での開催と決まりました!
亀田興毅はこのタイトルマッチで判定で河野公平に敗れ「現役引退」を発表しました。
引退後は、トレーナーとしての活動や株式会社亀田プロモーションの代表取締役社長として亀田三兄弟及び妹の亀田姫月のスポンサー契約、テレビ出演などのマネージメント等、主にリング外での亀田三兄弟の活動についてサポートしています!
亀田興毅は2018年1月に現役復帰を発表し、プロボクサーライセンスが再交付!対戦相手をポンサクレックを指名しましたがポンサクレックのほうが認められず、6ラウンドの公開スパーリング扱いで試合が行われました!(2RTOK亀田勝利)
「最後にどうしてもローマン・ゴンザレスと拳を交えたい」と願いましたが、叶わず…
その後「私、亀田興毅は現役を退き、プロボクサーを引退することにしました」と改めて2度目の引退を表明しました!
2019年6月、AbemaTVの特別企画として那須川天心とボクシングで対決しました。
亀田興毅のボクサー人生を記事にしてきましたが、良い意味でも悪い意味でも「ボクシング界では一時代を築いた名ボクサー」であるは間違いないと思います!
以上【伝説の戦い】のその後 日本人初!3階級制覇世界チャンピオン 亀田興毅(その2)でした!
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【伝説の戦い】「いざ!決戦!」内藤大助 対 亀田興毅 WBC世界フライ級タイトルマッチ ボクシング
こんばんは!下町荘の住人です(^^)/
これまで【伝説の戦い】までの序章!として内藤大助・亀田興毅のボクサー紹介をしてきました。
この記事【伝説の戦い】へ向けての前振りだったことは言うまでもないでしょう!
バレバレですね!(^^;
でも、この【伝説の戦い】世界タイトルマッチは試合に至る経緯を抜きでは語れません!
戦いへの序章!
内藤大助が世界チャンピオンになり初防衛戦で弟・亀田大毅と対決!
試合前に大毅のみならず、亀田興毅もだいぶ内藤を挑発…
試合はヒートアップしていきました。
結果は内藤大助の記事で紹介した通りです!
ただ「亀田大毅への反則行為を指示した!」として亀田家を代表して長男である亀田興毅が謝罪会見を開いた経緯がありました!
内藤大助が防衛を重ねる!そして3度目の防衛に成功した内藤大助の勝利者インタビュー中に亀田興毅がリングに上がり「次試合しよう!」と挑戦を申し出た!
さらに内藤大助も防衛を重ね、ついに6度目の防衛戦で「内藤大助 対 亀田興毅」の対戦が実現しました!
伝説の戦いへ向かう両者!
当時のポスターです!「戦うことが、運命だった。」
このキャッチフレーズがすべてですね!
試合内定の発表記者会見で…
内藤大助は亀田興毅を「本当に強い選手」と持ち上げつつ、「気持ちの入った、いい殴り合いをしたい。今までの防衛戦とは違った気持ちもある。絶対に勝つ」と、いつもの静かな口調…
亀田興毅は内藤大助を「年でスタミナは大変だし、たいしてパンチもなく、さほどスピードもない」とこき下ろし、「負ける要素はない。3階級制覇の夢があるから通過点。日本タイトルマッチぐらいにしか思っていない。3ラウンドで仕留める」とKO宣言!
しかし、これ以降は亀田興毅はこの試合ではあまり挑発行為やパフォーマンスは控えてるように感じました。
公開スパーリングでも「内藤優位」の声が亀田興毅の耳に入るが、「負けると言われ、うれしい。その方が気が入る。早く試合がしたい!」亀田興毅は内藤大助を挑発するような言動はなく、「(内藤大助は)日本のフライ級で一番強い選手。この試合で日本一を証明して世界の舞台に行きたい!」
試合2日前の調印式でも「力を早く証明したい。おれは挑戦者らしく戦う。向こうには、チャンピオンらしい戦い方をしてもらいたい」そして、「フェアな戦いをしましょう」と、ていねいな言葉遣いで内藤大助チャンピオンに呼び掛けました!
亀田興毅は今までとは違く「紳士的」な挑戦者として内藤大助戦を迎えるのでした。
私は当時の亀田興毅をある意味「今までとは違う!」リングで証明するの言葉に「亀田興毅のボクサーとしての本当の闘志」を不気味なほど感じました!
この試合を迎える両者の戦績は
内藤大助(35歳)WBC世界フライ級チャンピオン 35勝(22KO)2敗3引き分け
亀田興毅(23歳)WBC世界フライ級3位 21勝(14KO)無敗
当時のフライ級では考えうる最高のマッチメイクでした!
しかし、世の中はどうしても「因縁の戦い」のイメージを印象付けて盛り上がっていきます。
盛り上がり方は凄まじく、この試合はボクシング史上2位の視聴率を記録し、この年(2009年)に至ってはNHKの紅白歌合戦を超え、そして放送された全番組で年間最高視聴率を記録します。(平均視聴率43% 最高視聴率51%を記録)
日本中が内藤vs亀田の日本人対決【伝説の戦い】へ向かうのでした!
WBC世界フライ級タイトルマッチ 内藤大助 対 亀田興毅
試合は、亀田興毅がカウンターの左ストレートを多用してポイントをリードしていき、内藤大助の変則的なパンチも堅い防御で防いでいきます。
内藤大助も2ランドで顔面にパンチを受けて鼻がみるみる腫れあがり…10ラウンドでは右目上をカットし流血!しかしチャンピオンの意地で最終ラウンドの最後のゴングまで左右のパンチを繰り出しました。
試合は日本中が見守る中クリンチも少なく、両者最後までクリーンファイトで素晴らしい戦いぶりでした。
【伝説の戦い】を終えて!
判定ながら完勝した亀田興毅!リング上の勝利者インタビューでは「言葉がないです。ファンの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです!」「もっと強いチャンピオンになって、尊敬される選手になりたい」と述べ、その姿には以前の「悪役」のイメージはない!
試合翌日に記者会見を開き、内藤大助に敬意を払いながら「実感は全然わいていない。うれしいけど、もっともっと進化していかなければ…」と丁寧な言葉遣いで喜び会見となりました。
その後の亀田興毅はまた記事にします。(記事にしました!)
負けました内藤大助も 「結果だから受け止めないと…」と目線を下げ、「相手の方が強かった。負けた自分が弱かった…」との言葉を残しました…
内藤大助はその後「亀田興毅との再戦」を目指して「現役復帰」を決め、翌年1試合を行いました。
私は内藤大助のファンで「内藤が復帰戦」と聞いて最後の試合を後楽園ホールで観戦しました。相手はタイ人ボクサーで結果的にはKO勝ちしました。
しかし、2カ月前に亀田興毅が初防衛戦でポンサクレックに敗れたため、内藤大助のモチベーションは下がったように見えました。
亀田興毅は階級をバンタム級に上げたことにより再戦の望みが完全に消えたことにより内藤大助は「現役引退」を決めました!
内藤大助と亀田興毅の一戦はボクシングファンにとって【伝説の戦い】に呼ぶにふさわしい戦いだったと私は振り返ります!
以上、【伝説の戦い】内藤大助 対 亀田興毅 WBC世界フライ級タイトルマッチでした。
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【伝説の戦い】への序章 日本人初!3階級制覇世界チャンピオン 亀田興毅(その1)
こんばんは!下町荘の住人です!
今回も【伝説の戦い】シリーズですが『いざ!決戦!』の前にボクサーを紹介したいと思っています。
そのボクサーとは「日本人初!3階級制覇世界チャンピオン・亀田興毅」です!
(ボクサーの敬称は省略させて頂きます!)
日本人初!3階級制覇世界チャンピオン・亀田興毅
「亀田興毅!」この名前はボクシングファンでは好き嫌いが分かれるかもしれませんね!
亀田3兄弟の長男で弟には「2階級制覇世界チャンピオン・亀田大毅」同じく先日アメリカで試合を行った現役ボクサー「2階級制覇世界チャンピオン・亀田和毅」がいます!
今回は長男の亀田興毅!ボクシングを始めたのは11歳で父・亀田史郎から教わりました。
中学時代には空手とボクシングの練習を行いメキメキと力をつけていきました。
14歳の時には「元世界チャンピオン・井岡弘樹」とのエキシビジョンマッチを行ったそうです!
中学校卒業後はボクシングに専念するため高校進学はせず、社会人ボクシングの道を選びました!
アマチュア時代
アマチュアボクシングに進んだ亀田興毅…戦績は16戦15勝1敗
2002年全日本実業団選手権優勝!(15歳)
2003年全日本実業団選手権優勝!(16歳)
2003年全日本社会人選手権優勝!
アマチュアボクシング界で輝かしい戦績を残しました!
プロデビュー~世界挑戦まで!
亀田興毅は17歳の誕生日にプロボクサーとなりました!アマチュア時代の実績が評価され、日本でもトップクラスのボクシングジムでもある協栄ジムへの移籍金は3000万円と報道されました!
当時日本チャンピオンでもないボクサーに対する高額な移籍金は破格な待遇です!
亀田興毅はプロデビュー後、順調に勝ち進み7戦7勝(6KO )無敗の戦績で初のタイトルマッチ「東洋太平洋タイトルマッチ」に挑戦!(当時)チャンピオンを3RでKO勝利!
12戦目には戦績11戦11勝(10KO)無敗で世界タイトルマッチ(ライトフライ級)に挑戦し、チャンピオン・ランダエタ(ベネゼエラ)に僅差の判定ながらベルト奪還!初の世界チャンピオンとなりました!
しかしこの試合の僅差の判定はボクシング雑誌に「疑義沸騰」と掲載され、当日ボクシング中継をしたTBSには視聴者から5万件以上の抗議の電話が殺到しました!
ボクシング関係者も様々なメディアで賛否両論…その論議は他のスポーツ選手、芸能界などにも飛び火しました!
最終的にはランダエタの母国ベネゼエラでも在日大使館へ「国として謝罪すべき」「日本人として申し訳ない」と異例の問題となりました!
亀田興毅人気!
世界タイトルマッチでの判定でここまで大きな騒ぎになる…
逆を言えば亀田興毅の人気がもの凄く世界タイトルマッチの視聴率は42%を記録していました!
その人気は以前に紹介させて頂いた「辰吉丈一郎」「畑山隆則」に負けないぐらいでした!
その人気は「ビックマウス!」だ!亀田興毅は様々な方法で対戦相手を挑発したり、派手なパフォーマンスをしたりと…おかげで(?)試合はTV放送しても視聴率を上げていきました!
最初に述べた「好き嫌いが分かれる」とは熱烈なファンもいるが「アンチ亀田!」も多かったと思います!
初防衛戦!
判定問題で様々な意見、物議と騒動となりました。そんな亀田興毅の初防衛戦の相手は問題となった前チャンピオン・ランダエタと決まりました!
この試合で白黒はっきり決着がつくと日本中が注目するタイトルマッチ!
亀田興毅は今までのKO狙いから、アマチュア仕込みのフットワークを重視した戦法に変えたことでランダエダを振り回し、12回判定(3-0)勝ちを収めて初防衛に成功、前回とは違い、バッシングなしの正真正銘の勝利を得ることとなりました。この防衛成功でライトフライ級の世界タイトルを返上して主階級をフライ級に移しました!
亀田大毅と内藤大助!世界タイトルマッチ反則行為騒動!
亀田家騒動はボクシング界のみならず一般メディアでも大きく報道されました。
ことの始まりは2007年!次男・亀田大毅がフライ級チャンピオン内藤大助に挑戦した世界タイトルマッチでの反則行為でした!
最終ラウンドの前のインターバルでセコンドについていた父・史郎氏と亀田興毅が反則を指示したというものです!
亀田大毅は最終ラウンド「レスリング行為」などで1ラウンドで3点減点されるという異常事態に…
亀田家を代表して長男の興毅が記者会見で謝罪!大毅も直接内藤大助宅に訪れ謝罪することで一応は解決しました!
【伝説の戦い】へ!
詳細は後日記事にしますが、亀田大毅と内藤大助の試合で亀田家と内藤大助には大きな因縁ができ、それはこれから行われる【伝説の戦い】へと続いていきます!
続きは後日!【伝説の戦い】にて!(^^)/
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【伝説の戦い】への序章 元WBC世界フライ級チャンピオン 内藤大助
こんにちは!下町荘の住人です(^^)/
今回は【伝説の戦い】シリーズですが『いざ!決戦!』前にボクサーを紹介したいと思っています。
そのボクサーとは「元WBC世界フライ級チャンピオン・内藤大助」です!
(ボクサーの敬称は省略させて頂きます!)
元WBC世界フライ級チャンピオン・内藤大助
現在はボクシング解説やTV出演などタレント活動も積極的に行っています!
実は内藤大助が現在の知名度を獲得するには壮絶なボクサー人生を歩んできました。
・『最短男』
2002年4月19日、敵地タイでポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)の持つWBC世界フライ級王座に挑戦し、世界フライ級タイトルマッチ「史上最短記録」となる34秒KO負けを喫する。
・リアル「はじめの一歩」
ボクシング漫画「はじめの一歩」の主人公、幕の内一歩はいじめられっ子がボクシングを始め、「強いとは何か?」という問いの答えを求め、プロボクサーとして、また人間としても成長していく過程を、周囲との交流やライバル達との戦いを通じて描いてゆく。
そして内藤大助も学生時代はいじめられっ子でした。内藤は胃潰瘍を患うまでに追い詰められるも、教師からはいじめには気付いてもらえず、気の強い母親への相談も諦め、1人でいじめに耐える中学生活を贈ったそうです。
その姿をダブらせ「リアルはじめの一歩」と呼ばれてました。
ここまでの紹介を見るとあまり強そうなイメージはないですね!
プロデビュー~世界初挑戦まで
内藤大助は1RKOでデビュー戦に勝利し、翌年には無敗の全日本新人王に輝きました。そのまま無敗で日本タイトルマッチに挑戦(惜しくも引き分け)、その後21戦19勝(14KO)無敗2引き分けの戦績で「無敗の挑戦者」として適地タイに乗り込みポンサクレック・ウォンジョンカムへの世界挑戦!(上記で述べたように「34秒KO負け」)
このポンサクレック・ウォンジョンカムと内藤大助はこの試合を含め4試合戦うこととなります。
2度目の世界挑戦!
復帰後日本チャンピオンを獲得!日本タイトル初防衛戦では「日本タイトルマッチ史上最短の24秒KO勝ち」を記録しました!
その後2度目の世界挑戦権を得て2005年に再びポンサクレック・ウォンジョンカムに挑戦!
1Rから内藤が攻勢で右ストレートを好打し、ジャッジ三者とも内藤を支持。しかし、続く2R、偶然のバッティングで内藤が大量の出血。これを境に内藤はみるみる動きが落ちていった。この結果、ポンサクレックの攻勢が目立ち、7Rに試合がストップ。負傷判定で内藤の世界再挑戦は失敗に終わりました!
3度目の世界挑戦「WBC世界フライ級チャンピオン・内藤大助」誕生!
復帰後、日本&東洋太平洋のダブルタイトルを獲得!
2007年に3度目となるポンサクレック・ウォンジョンカムへの世界挑戦!この時にはポンサクレックの防衛回数は世界フライ級史上最多「17」となり、絶対王者と呼ばれる存在となっていました。
第1戦・第2戦の反省を踏まえ、内藤は序盤から距離をとり、長いリーチと変則的なアウトボクシング で右ストレートと左フックで有効打を重ねていった。しかしポンサクレックもコンビネーションで内藤をストップ寸前まで追い詰めました!
勝敗は判定までもつれましたが僅差の判定で内藤大助が勝利しました。
最初の挑戦「34秒KO負け」から5年!絶対王者ポンサクレック・ウォンジョンカムから世界ベルトを奪取し「WBC世界フライ級チャンピオン・内藤大助」が誕生しました。
WBC世界フライ級タイトルマッチ!初防衛戦!
内藤大助の初防衛戦は亀田家の次男・亀田大毅と決定!戦前から両陣営が舌戦を繰り広げ、亀田大毅は「負けたら切腹する!」「あいつ昔いじめられとったんやろ? 俺がリングでいじめたるよ。俺はいじめっ子や!」さらには内藤を「ゴキブリ扱い」するなどの挑発を繰り返しました!
そのまま、日本中が注目する中「内藤大助vs亀田大毅」の一戦のゴングが鳴りました。
内藤がガードの上から有効打を浴びせるなど老獪な技術で最終ラウンドまで圧倒し、判定3-0で圧勝、初防衛を果たした。
しかし、亀田大毅はこの試合で序盤からサミング やローブローを出し、試合中のオープンスコアリングシステムで大毅不利が伝えられると、12Rではグローブの上からサミングを出し更に内藤を抱えて投げ飛ばすなど様々な反則行為を行い、これらを陣営の兄・興毅と父・史郎が指示していた事実も後に明らかになり、日本中からの批判に晒されました。
ここから「亀田家と内藤の因縁の対決への序章」となります
WBC世界フライ級タイトルマッチ!2度目の防衛戦!
続く2度目の防衛戦はこれで4度目の対戦となる「ポンサクレック・ウォンジョンカム」
これまで3度の対戦は「チャンピオン・ポンサクレックvs挑戦者・内藤大助」でしたが、ここで立場逆転!チャンピオン・内藤大助としてポンサクレックの挑戦を受けることとなります!
チャンピオンとして進化した内藤大助はハイレベルな技術戦を繰り広げました。
しかし、ポンサクレック!中盤以降はお互いのパンチが当たり出しヒートアップ。そして一進一退のままお互い最終ラウンドまで足が止まらないタフでアグレッシブな試合となった。判定決着となり、結果は1-1の三者三様で引き分け。内藤が2度目の防衛に成功しました。
WBC世界フライ級タイトルマッチ!3度目の防衛戦!
ポンサクレックとの防衛戦を引き分けながら防衛に成功した内藤大助!
3度目の防衛戦は当時の日本王者清水智信!9Rまで清水のアウトボクシングに苦戦しポイントリードを許したが、10Rにカウンターを起点にしたラッシュでダウンを奪います。立ち上った清水に更に畳み掛けて2度目のダウンを奪い、逆転KO勝ちで世界王座3度目の防衛を果たしました。
WBC世界フライ級タイトルマッチ!4度目の防衛戦!
元東洋太平洋ライトフライ級王者山口慎吾 (渡嘉敷)との4度目の防衛戦!初回から激しい打撃戦となるが、パンチの的確性で勝る内藤が序盤から主導権を握る。王者有利の展開で迎えた11R、ついに山口からダウンを奪うと、立ち上がってきたところに連打を叩き込み、レフェリーストップを呼び込んで1分11秒でTKO勝ち。世界王座4度目の防衛を果たしました。
WBC世界フライ級タイトルマッチ!5度目の防衛戦!
WBC世界フライ級10位の熊朝忠 (中国)を迎え5度目の防衛戦!しかし、内藤は150cmの熊朝忠に再三懐に潜り込まれ、その都度バッティングを受けるなどしてペースを掴めず、終始苦戦を強いられました。5Rに偶然のバッティングで右瞼をカット、6Rにはダウン、更に11Rには口内をカットして出血し、熊朝忠の猛攻に防戦一方となった場面も…。しかし、内藤はパンチを的確に当ててポイントを稼ぎ、全体的には優位に試合を進め、3-0の判定勝ちで5度目の王座防衛に成功しました!
そして【伝説の戦い】へ!
内藤大助は次々と日本人対決に勝利し、5度の防衛を達成!そしてこれから迎える6度目の防衛戦へ向かいます!【伝説の戦い】へと続きます!
以上【伝説の戦い】への序章! 元WBC世界フライ級王者 内藤大助でした!(^^)/
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【速報!】井上尚弥!ノニト・ドネアと激突!WBSS決勝の日程が決まる!
こんばんは!下町荘の住人です(^^)/
今日!注目の一戦!
『WBA・IBF統一チャンピオン・モンスター・井上尚弥』vs『 5階級制覇チャンピオン・WBA世界スーパー王者ノニト・ドネア(36=フィリピン)』のワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)の決勝戦の日程が発表されました!
(両者の肩書だけで凄い(^^;…)
11月7日(木) 会場は「さいたまスーパーアリーナ」
なんとビックリ!( ゚Д゚) 日本開催です!「世界バンタム級最強決定戦」が観戦できる!
最初は海外での試合が予想されてました!個人的には「ラスベガスかな?」と予想はしてましたがやはり「井上尚弥と親日家であるノニト・ドネア」には日本開催が望ましいのでしょう!
井上尚弥はWBSS公式サイト上で「決勝が待ちきれない。ドネアは自分にとって、ボクシングのレジェンド。決勝で彼と同じリングに上がれることを光栄に思う。でも(優勝者に授与される)ムハマド・アリ・トロフィーを得るためにベストを尽くす」とのコメント!
一方、ノニト・ドネアは「日本での決勝と素晴らしい戦いを楽しみにしている。数々の世界王者と戦ってきた。準備は万端だ。井上は素晴らしいファイターだが、準決勝で欠点を見つけた。彼に対してのゲームプランを間違いなく作成できる。そうすればアリ・トロフィーを勝ち取れる」と意気込んだ。
さいたまスーパーアリーナは収容人数は最大で約3万5000人!きっと「統一王者モンスターvs5階級王者」の一戦は満員にできると思います!
近日中に「井上尚弥」「ノニト・ドネア」の特集をさせて頂きます!(^^)/
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【伝説の戦い】 畑山隆則 対 コウジ有沢 日本Jライト級タイトルマッチ ボクシング
こんばんは!下町荘の住人です!(^^)/
このシリーズ3回目の【伝説の戦い】と呼ばれる試合を取り上げたいと思います!
(選手の敬称は省略させて頂きます!)
今回取り上げるのは…
日本Jライト級タイトルマッチ 畑山隆則 対 コウジ有沢
「えっ?日本タイトルマッチ?」って思いますよね!
実はこの試合は…「史上最大の日本タイトルマッチ」と呼ばれています。
まず、日本チャンピオン「コウジ有沢」18戦(15KO)無敗 この試合は6度目の防衛戦!
そして、挑戦者 WBA世界ランキング3位「畑山隆則」20戦(16KO)無敗1引き分け!
お気づきだろうか!戦績の「1引き分け」はこの試合の前戦に世界チャンピオンの「崔龍洙(韓国)」に引き分けたのである!
そんな畑山隆則が復帰戦に選んだ道は「日本タイトルマッチ・コウジ有沢への挑戦」でした。
この時点で畑山隆則は「東洋太平洋チャンピオン・世界挑戦」まで果たしていますので事実上は「格上」なんです!
通常の日本タイトルマッチのファイトマネーは一般的には100万円前後と言われています。
この試合のファイトマネーは500万円、しかも勝者には500万上乗せ!そして車まで(三菱パジェロ)この時点で破格です!
しかも会場は両国国技館!「世界タイトルマッチ級」の待遇です!
真の目的は「Jライト級国内最強決定戦・世界挑戦者決定戦」です!
畑山隆則は「Jライト級には無敗の日本人がいる!どちらが最強か決めて勝ったほうが世界挑戦する!」というのが「真の目的」です。
畑山隆則にとっては「日本チャンピオンの肩書よりコウジ有沢との決戦」を望んでいたのです。
もちろんコウジ有沢としても畑山隆則に勝利すれば世界ランキング3位を手に入れ世界挑戦できるのでモチベーションは高いです。
両者ともにハードパンチャーでKOを積み上げてきたボクサーです。ガチンコ勝負にボクシングファンは盛り上がりますよね!
畑山隆則の『強いヤツと戦いたい』という望みで実現したマッチメイクです。
12連続KO勝利中の日本チャンピオンが勝つか? あるいは、無敗で世界挑戦を果たし、ドローに持ち込んだ挑戦者が勝つのか?
日本中が注目する「日本タイトルマッチ」のゴングが鳴りました!
その後!
この試合で勝利した畑山隆則は次戦でWBA世界Jライト級チャンピオン・崔龍洙に勝利し世界チャンピオンになりました!その後防衛1回し、2回目の防衛戦で敗退して階級を1つ上げてライト級世界チャンピオンになります。
その初防衛戦で対戦するのは坂本博之です。こちらでも【伝説の試合】が繰り広げました。
負けたコウジ有沢は畑山隆則が世界挑戦のため日本タイトルを返上し、空位となった日本チャンピオンを再び奪還!6度の防衛を重ねました!
この当時の2人の試合は【伝説の戦い】と呼べるでしょう!
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【伝説の戦い】 畑山隆則 対 坂本博之 WBA世界ライト級タイトルマッチ ボクシング
こんばんは!下町荘の住人です!(^^)/
このシリーズ2回目の【伝説の戦い】と呼ばれる試合を取り上げたいと思います!
(選手の敬称は省略させて頂きます!)
今回取り上げるのは…
WBA世界ライト級タイトルマッチ 畑山隆則 対 坂本博之
2000年10月11日の試合です!
実は私がリスペクトしたボクサーが「畑山隆則」
当時の畑山隆則のカリスマ性では辰吉丈一郎に迫るものがあると思います!
「2000年10月11日ゴングが鳴った!」と言いたいが実はその前にこの試合への期待は畑山隆則がWBA世界チャンピオンを奪取した「2000年6月11日」の勝利者インタビューで
『次は坂本選手とやります!』
と言い放った!瞬間に始まった!
畑山曰く「俺は売った喧嘩」「ライト級最強は俺だ!」
そして対照的に静かに闘志を燃やす坂本博之!
それで実現した当時では「最高のマッチメイク」です!
坂本博之は「平成のKOキング」と言われており、ライト級国内最強!と言われておりました!
そして畑山隆則は「Jライト級世界チャンピオン」に続く「2階級制覇チャンピオン」「天才」とも言われたテクニックと好戦的なファイトでカリスマ的な人気を誇っておりました!
(※Jライト級=ジュニアライト級 現在はスーパーフェザー級です)
ボクシングファンが「畑山隆則のほうが強い!」「いや!坂本博之が強い」と完全に二分化されてました!
「天才ファイターの畑山」「パワーの坂本」どっちだ!
自然と国内選手同士の世界タイトルマッチは盛り上がっていきました!
そして「最高のタイトルマッチ」のゴングが鳴った!
1Rのゴングが鳴った瞬間「凄まじい打ち合いが始まりました!」
ご覧いただけましたか?
凄い打ち合いでしたね!1Rから始まった打撃戦!両選手ともにベストコンディションで最高の試合!
本来の畑山隆則は足を使って離れて戦うこともできたはず…しかし期待するファンへの思い、坂本博之との戦いに臨むモチベーションの高さがこのリスクある打撃戦となったと思います。
決着はつきましたが「坂本博之強し!」もアピールする試合となりました。
間違いなく国内ボクサー同士の「世界一の打ち合い」でした!
そして2000年の「年間最高試合」に選出されました!
最後に!
私は、この時「横浜アリーナ」で観戦しました!試合前から異常な興奮したのを覚えてます!
この後畑山隆則は2度目の防衛戦で日本チャンピオンを22回防衛した「リック吉村」との試合で引き分け防衛!
3度目の防衛戦でさいたまスーパーアリーナでジュリアン・ロルシー(フランス)に敗れ、王座陥落… 引退となりました。(こちらも現地で観戦)
坂本博之もその2002年に東洋太平洋タイトル挑戦(失敗)2年7カ月のブランク後2試合KO勝ち。持病の腰痛と年齢的な衰えを感じる中、「もう一度日本チャンピオンになったら引退しよう」と決意。しかし、復帰後日のスパーリングの後、「若手相手に体力負けしているのを感じた。もう自分には、畑山戦の時のような常に前に出るボクシングはできないし、日本タイトルに挑戦するだけの練習をする体力も残っていない。」と会長に告げ、引退を決意しました。
畑山隆則・坂本博之共に全盛期に試合ができたのかと今は思います!
今見ても興奮する試合でした!
畑山隆則の試合でもう一つ【伝説の戦い】があるので後日また紹介させて下さいね!
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