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【伝説の戦い】「いざ!決戦!」内藤大助 対 亀田興毅 WBC世界フライ級タイトルマッチ ボクシング

こんばんは!下町荘の住人です(^^)/

  

これまで【伝説の戦い】までの序章!として内藤大助亀田興毅のボクサー紹介をしてきました。 

www.sitamachi.work

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この記事【伝説の戦い】へ向けての前振りだったことは言うまでもないでしょう!

バレバレですね!(^^;

 

でも、この【伝説の戦い】世界タイトルマッチは試合に至る経緯を抜きでは語れません!

 

戦いへの序章!

内藤大助亀田興毅の因縁は『決戦』の2年前から始まります!

内藤大助が世界チャンピオンになり初防衛戦で弟・亀田大毅と対決!

試合前に大毅のみならず、亀田興毅もだいぶ内藤を挑発…

試合はヒートアップしていきました。

結果は内藤大助の記事で紹介した通りです!

ただ「亀田大毅への反則行為を指示した!」として亀田家を代表して長男である亀田興毅が謝罪会見を開いた経緯がありました!

 

しかし、内藤大助亀田興毅も同じ階級であるフライ級!

内藤大助が防衛を重ねる!そして3度目の防衛に成功した内藤大助勝利者インタビュー中に亀田興毅がリングに上がり「次試合しよう!」と挑戦を申し出た!

さらに内藤大助も防衛を重ね、ついに6度目の防衛戦で内藤大助 対 亀田興毅の対戦が実現しました!

 

伝説の戦いへ向かう両者!

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当時のポスターです!「戦うことが、運命だった。」

このキャッチフレーズがすべてですね!

 

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試合内定の発表記者会見で…

内藤大助亀田興毅「本当に強い選手」と持ち上げつつ、「気持ちの入った、いい殴り合いをしたい。今までの防衛戦とは違った気持ちもある。絶対に勝つ」と、いつもの静かな口調…

亀田興毅内藤大助「年でスタミナは大変だし、たいしてパンチもなく、さほどスピードもない」とこき下ろし、「負ける要素はない。3階級制覇の夢があるから通過点。日本タイトルマッチぐらいにしか思っていない。3ラウンドで仕留める」とKO宣言!

 

しかし、これ以降は亀田興毅はこの試合ではあまり挑発行為やパフォーマンスは控えてるように感じました。

公開スパーリングでも「内藤優位」の声が亀田興毅の耳に入るが、「負けると言われ、うれしい。その方が気が入る。早く試合がしたい!」亀田興毅内藤大助を挑発するような言動はなく、「(内藤大助は)日本のフライ級で一番強い選手。この試合で日本一を証明して世界の舞台に行きたい!」

試合2日前の調印式でも「力を早く証明したい。おれは挑戦者らしく戦う。向こうには、チャンピオンらしい戦い方をしてもらいたい」そして、「フェアな戦いをしましょう」と、ていねいな言葉遣いで内藤大助チャンピオンに呼び掛けました!

 

亀田興毅は今までとは違く「紳士的」な挑戦者として内藤大助戦を迎えるのでした。

 

私は当時の亀田興毅をある意味「今までとは違う!」リングで証明するの言葉に亀田興毅のボクサーとしての本当の闘志」を不気味なほど感じました!

 

 

この試合を迎える両者の戦績は

内藤大助(35歳)WBC世界フライ級チャンピオン 35勝(22KO)2敗3引き分け

亀田興毅(23歳)WBC世界フライ級3位       21勝(14KO)無敗

 

当時のフライ級では考えうる最高のマッチメイクでした!

しかし、世の中はどうしても「因縁の戦い」のイメージを印象付けて盛り上がっていきます。

盛り上がり方は凄まじく、この試合はボクシング史上2位の視聴率を記録し、この年(2009年)に至ってはNHKの紅白歌合戦を超え、そして放送された全番組で年間最高視聴率を記録します。(平均視聴率43% 最高視聴率51%を記録)

 

日本中が内藤vs亀田の日本人対決【伝説の戦い】へ向かうのでした!

 

WBC世界フライ級タイトルマッチ 内藤大助 対 亀田興毅

www.youtube.com

試合は、亀田興毅がカウンターの左ストレートを多用してポイントをリードしていき、内藤大助の変則的なパンチも堅い防御で防いでいきます。

内藤大助も2ランドで顔面にパンチを受けて鼻がみるみる腫れあがり…10ラウンドでは右目上をカットし流血!しかしチャンピオンの意地で最終ラウンドの最後のゴングまで左右のパンチを繰り出しました。

 

試合は日本中が見守る中クリンチも少なく、両者最後までクリーンファイトで素晴らしい戦いぶりでした。

 

【伝説の戦い】を終えて!

判定ながら完勝した亀田興毅!リング上の勝利者インタビューでは「言葉がないです。ファンの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです!」「もっと強いチャンピオンになって、尊敬される選手になりたい」と述べ、その姿には以前の「悪役」のイメージはない!

試合翌日に記者会見を開き、内藤大助に敬意を払いながら「実感は全然わいていない。うれしいけど、もっともっと進化していかなければ…」と丁寧な言葉遣いで喜び会見となりました。

 

その後の亀田興毅はまた記事にします。(記事にしました!)

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負けました内藤大助も 「結果だから受け止めないと…」と目線を下げ、「相手の方が強かった。負けた自分が弱かった…」との言葉を残しました…

 

内藤大助はその後亀田興毅との再戦」を目指して「現役復帰」を決め、翌年1試合を行いました。

 私は内藤大助のファンで「内藤が復帰戦」と聞いて最後の試合を後楽園ホールで観戦しました。相手はタイ人ボクサーで結果的にはKO勝ちしました。

しかし、2カ月前に亀田興毅が初防衛戦でポンサクレックに敗れたため、内藤大助のモチベーションは下がったように見えました。

亀田興毅は階級をバンタム級に上げたことにより再戦の望みが完全に消えたことにより内藤大助「現役引退」を決めました!

 

内藤大助亀田興毅の一戦はボクシングファンにとって【伝説の戦い】に呼ぶにふさわしい戦いだったと私は振り返ります!

 

以上、【伝説の戦い】内藤大助 対 亀田興毅 WBC世界フライ級タイトルマッチでした。

 

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