【伝説の戦い】のその後 日本人初!3階級制覇世界チャンピオン 亀田興毅(その2)
こんにちは!下町荘の住人です(^^)/
今回の【伝説の戦い】内藤大助 vs 亀田興毅のシリーズ最後になります。
亀田興毅の「伝説の戦い」その後です。(その1)と合わせてお読みください。
伝説の戦いのその後!
亀田興毅は内藤大助に判定ながら完勝しました。これで日本人7人目の「二階級制覇チャンピオン」となりました。
「WBC世界フライ級チャンピオン・亀田興毅」の誕生です。
初防衛戦!
亀田興毅が世界チャンピオンとして迎える初防衛戦!
亀田興毅と内藤大助の試合前に「暫定チャンピオン」の位についたのは内藤大助と4度の戦い繰り広げた「ポンサクレック・ウォンジョンカム」
亀田興毅と内藤大助の勝者が義務付けられたのは「「ポンサクレック・ウォンジョンカム」との統一戦!
内藤に敗れるまで世界チャンピオンとして17度の防衛を果たした強敵でした!
1Rからポンサクレックは細かいパンチを的確に決めて距離を取る戦法。
もともと手数が極端に少なくスピードでも圧倒された形でラウンドを重ね、
4R終了時点では38-38が1人いたものの39-37と40-36の2人がポンサク
レック有利の判定。
5Rに自ら持って行った頭がぶつかり右目をカットした亀田は更なるハンデ
を背負い込み、ポイントでリードされているにも拘わらず攻め込む雰囲気は
ない。
結局9Rにポンサクレックが休んだ時に攻勢をかけましたが、それ以外は手数
も圧倒されて鼻血まで出し最終ラウンドのゴングを聞きました!
判定は2-0でポンサクレックの判定勝利!
亀田興毅にとってはプロ入り後初黒星となりました。
試合後、亀田家の父・史郎氏が控え室でWBC、JBC(日本ボクシングコミッション)に対して暴言を吐き、メディアでもJBCへの不適切な発言を繰り返しました!
この騒動により所属する「亀田ジムの無期限活動自粛と興毅、大毅、和毅の3人の東日本ボクシング協会の協会預かり選手になることが決定しました!」
バンタム級への転向!
騒動があったものの階級を上げ、復帰戦を4ランドKO勝利!
年末に「元WBA世界スーパーフライ級王アレクサンドル・ムニョス」とWBA世界バンタム級 王座決定戦が内定しました。
日本人初の3階級制覇のかかるタイトルマッチ… 対戦相手のアレクサンドル・ムニョスはデビューから23連続KO勝利の記録を作ったハードパンチャー!危険な対戦相手でした!しかも日本人に滅法強い日本人キラー!日本人対戦戦績は7戦7勝と負けたことがない…
3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功し、亀田興毅は日本人選手としては初となる世界王座3階級制覇を達成しました!
バンタム級チャンピオンとしての防衛戦!
亀田興毅はライトフライ級では1回の防衛、フライ級では初防衛戦で敗退で防衛できませんでした。
バンタム級では8回防衛を記録して長期政権を築くこととなります。
2度目の防衛戦 亀田興毅 vs デビッド・デラモラ(メキシコ)
3度目の防衛戦 亀田興毅 vs マリオ・マシアス(メキシコ)
4度目の防衛戦 亀田興毅 vs ノルディ・マナカネ(インドネシア)
5度目の防衛戦 亀田興毅 vs ウーゴ・ルイス(暫定チャンピオン)(メキシコ)
王座統一戦
6度目の防衛戦 亀田興毅 vs パノムルンレック・ガイヤーンハーダオジム(タイ)
7度目の防衛戦 亀田興毅 vs ジョン・マーク・アポリナリオ(フィリピン)
8度目の防衛戦 亀田興毅 vs 孫正五(韓国)
バンタム級では無敗もまま、8回目の防衛戦後にタイトル返上!その後階級を一つ下げスーパーフライ級で4階級制覇を目指しました。
スーパーフライ級挑戦!
この時「亀田ジム」では亀田大毅のタイトルマッチでの不手際や亀田ジムの所属選手の海外での試合を報告せず安全管理を怠った点などの理由で吉井慎次会長をJBC全会一致で除名処分などのトラブルが生じていました。
亀田興毅をはじめ、大毅、和毅はボクサーライセンスも実質的に失効となり、国内での試合ができない事実上の追放処分となっていました。
そんな中やっと実現したWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ!チャンピオンは河野公平!亀田興毅とっては内藤大助以来の日本人対決!
通常なら内藤大助戦のように盛り上がるかと思いました…
しかし、亀田興毅のボクサーライセンス失効中のため日本での試合ができない国外追放処分状態…
日本人対決ながら試合は「アメリカ・シカゴ」での開催と決まりました!
亀田興毅はこのタイトルマッチで判定で河野公平に敗れ「現役引退」を発表しました。
引退後は、トレーナーとしての活動や株式会社亀田プロモーションの代表取締役社長として亀田三兄弟及び妹の亀田姫月のスポンサー契約、テレビ出演などのマネージメント等、主にリング外での亀田三兄弟の活動についてサポートしています!
亀田興毅は2018年1月に現役復帰を発表し、プロボクサーライセンスが再交付!対戦相手をポンサクレックを指名しましたがポンサクレックのほうが認められず、6ラウンドの公開スパーリング扱いで試合が行われました!(2RTOK亀田勝利)
「最後にどうしてもローマン・ゴンザレスと拳を交えたい」と願いましたが、叶わず…
その後「私、亀田興毅は現役を退き、プロボクサーを引退することにしました」と改めて2度目の引退を表明しました!
2019年6月、AbemaTVの特別企画として那須川天心とボクシングで対決しました。
亀田興毅のボクサー人生を記事にしてきましたが、良い意味でも悪い意味でも「ボクシング界では一時代を築いた名ボクサー」であるは間違いないと思います!
以上【伝説の戦い】のその後 日本人初!3階級制覇世界チャンピオン 亀田興毅(その2)でした!
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