【速報】ノーベル化学賞に吉野彰氏 そしてリチウムイオン電池の世界!
こんばんは!下町荘の住人です(^^)/
今嬉しいニュースが飛び込んできましたね!(^^)
「ノーベル化学賞に吉野彰氏(旭化成名誉フェロー)ら3名に贈る」と発表されました!
日本人で「ノーベル賞」受賞するのは27人目!「化学賞」は2010年以来の8人目となります!
ちなみに… ノーベル賞の賞金は1億円になります!
ただし連名での受賞は3名で1億円となるので「基本は割り勘!」になるのかな?
(功績の順とかあるのかもしれませんね!詳しくは…ごめんなさい)
今回ノーベル化学賞を受賞した研究・開発は…
私からすると「今さら…」
この「今さら」は私からすると「最高の賛辞」です!
なぜなら
「もっと早く受賞する画期的な電池開発です!」
(5年前…いや、10年ぐらい前にノーベル賞を受賞しても良いぐらいです!)
皆さんがブログを見るために今手にしている「スマホ!」そして「ノートパソコン」に使われているのです!
昔に比べてスマホやノートパソコンって
「驚くほど『小さく』『軽く』なりましたよね?」
そして「1回の充電で長く使える」
その一番の要因は「リチウムイオン電池」の技術力が成せる技なのです!
リチウムイオン電池!
なぜ!「リチウムイオン電池」が凄いのか!
まずは『軽さ』です!
皆さん!学生時代に化学の勉強で使いませんでしたか?
「水兵リーベ僕の船の歌!」(^^)
「元素記号を暗記するための語呂合わせの歌」です!
今はかっこよく動画になってますね!
(でもこんなでしたっけ?この動画では頭に入ってこない…(^^;)
前置きが長くなりましたが「リチウム」とは元素番号3で「すべての金属元素の中でもっとも軽い」
これ以上軽いのは「水素」「ヘリウム」しかない…
このリチウムの「軽さ」が製品化されたときに「小さく・軽く」できるのです!
しかし、「リチウムイオン電池」は難しい化学製品でもあり、多くの研究者が挑戦してきた技術でもありました!
なぜなら、(初期の頃)反応性が高い金属リチウムを電極に用いようと研究されましたが、しかし充放電を繰り返すと性能が低下し、熱暴走という安全性の課題もあり、実用化は難しいとされてきました!
吉野彰氏の功績!
現在の「リチウムイオン電池」は吉野彰氏が、2次電池に用いる研究を1981年から始め、コバルト酸リチウムを正極とする2次電池を83年に試作し、負極を炭素材料に切り替え、現在使われているリチウムイオン電池を85年に完成させました。
その後、化学会社を中心に「電池性能の向上」「安全性能の向上」を各社の取り組み、この技術により「世界中でリチウムイオン電池が利用される」こととなりました!
リチウムイオン電池の現在と将来!
冒頭で「スマホ・パソコン」を例にあげましたが、現在のリチウムイオン電池は様々なところで実用化されています!
・スマホやパソコンなどの電子機器全般には多く使われてますね!
充電機能のある製品のほとんどは「リチウムイオン電池」です!
・ハイブリット車や電気自動車で使われているバッテリーに多く使われます!
最近の燃費向上は「リチウムイオン電池」の性能向上によるところが大きいです!
・今太陽光発電の売電に変わる方針として「蓄電池」が推奨されています!
売電価格の下落に伴い、「昼に太陽光で充電して朝・夕に使用する」
この「蓄電池」は「リチウムイオン電池」です!
などなど…
例をあげたらキリがないくらい利用されています!(^^)/
もちろん、全てがまだまだ発展途上!これから将来に向かって「発展」していくのが「リチウムイオン電池」の世界です!
さらに「小型化」「軽量化」そして何より「電池性能の向上」が期待される分野です!
さて、今回の吉野彰氏の受賞!「今さら…」と言いましたが「もっと早く受賞しても良い」その理由は…
「もうリチウムイオン電池無しでは世界は動かない!」と言っても過言ではないでしょう!
そして、同じ日本人として今回の受賞は素直に「喜ぶべきニュース」でしょう!(^^)/
(日本の技術力もまだまだ凄いと改めて思いました!)
以上 【速報】ノーベル化学賞に吉野彰氏 そしてリチウムイオンの世界!でした(^^)/
専門的な化学の分野で間違ってる部分がありましたらすみません!(^^;
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