音楽雑学!音楽の常識を覆す『音楽』part1 「無音の音楽」
こんばんは!下町荘の住人です(^^)/
「人類有史から音楽があった」
音楽の歴史は、人類有史まで遡ることが出来る!!
音楽の定義には、「音による芸術」といったものから「音による時間の表現」といったものまで、様々なものがある。
ちょっといきなり壮大なテーマですね!
しかし、これらの「音楽の常識を覆す音楽」が存在する!
先に聴いて頂きたい…
4'33" John Cage(Orchestra with Soloist, K2Orch, Live) / 4分33秒 ジョン・ケージ けつおけ!
すみませんm(__)m 無駄な時間を…って…
(音量やPCの不調かと心配された方にはホント申し訳ないです)
「これが音楽の常識を覆す「立派な曲」なんです!」
ジョン・ケージが1952年に作曲した通称「4分33秒」
音楽は音を鳴らすものという常識を覆す「無音」の音楽です。
第1楽章を33秒、第2楽章を2分40秒、第3楽章を1分20秒で初演した合計時間『4分33秒』が曲名の通称となっている。
ちなみに楽譜はこうです!
なんと!( ゚Д゚) 僕の出番無し!
この曲は「曲となるのか?」そもそも「音楽となるのか?」
この曲を演奏することに… そして聴くお客様の反応…
きっと戸惑いでしょうね!(^^;
『4分33秒』が演奏される意味!
「4分33秒」の無音の音楽にはいろいろな意味が含まれているのです。
最初に述べました音楽の定義…「音による芸術」「音による時間の表現」は実はクリアされていると言われてます!
「音による芸術」これは必ず「楽器の音」ではないのです。4分33秒の「音による時間の表現」間には、会場の雑音やざわめき(そりゃざわめきますね!)野外ですと鳥の声、木々の揺れる音、川のせせらぎなど…
『それはすべて音であり、これらの音を聴くものとされています。』
それを考えると「人類有史」ではなく『音楽は地球誕生から存在した!』と勝手に想像します!(私の勝手な想像ですが!)
しかし、1952年って音楽の歴史を考えると最近の話ですよね!
この「無音」の発想は今までの作曲家にない!ある意味「音楽の革命」というのかな?
私の経験上「4分33秒」をコンサートなどで聴く機会はほとんどありませんが…
「もし聴く機会があれば思いっきり(他の)音を楽しんで下さい!」(^^)/
ちょっと雑記に近い「音楽雑学」でした!(^^)
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